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【レパードS 2023の回顧】ライオットガール将来楽しみになる重賞制覇

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こんばんわ、ウキョーです。

今年のレパードSは、ユニコーンS組もジャパンダートダービー組もおらず、メンバーレベルが低いなと思っていましたが、終わってみればレースレベルはなかなかのものでした。

各開催場の馬場差

8月5日(土)
   新潟 芝-0.9
 新潟ダート-0.6
   札幌 芝+0.7
   札幌ダート-1.7
8月6日(日)
   新潟 芝-2.1
 新潟ダート-0.8
   札幌 芝+2.7
   札幌ダート-0.8

※馬場差:当日の全レースを対象にしたタイム差。マイナスなら時計の速い馬場、プラスなら時計のかかる馬場。

先週の新潟は、土日ともに芝もダートも時計が速かった。

札幌は、雨の影響で芝はかなり時計がかかっており、ダートは高速馬場となった。

ライオットガール将来楽しみになる重賞制覇/レパードS 2023回顧

馬場差-0.8、レースタイム差-0.9

日曜の新潟ダートは時計が速く、レパードSもレースタイム差-0.9の高速決着となった。

押してハナを取ったのが〇ルクスフロンティア。1000m通過60.5秒はなかなかのハイラップ。鞍上の秋山真騎手は、ここからラップを落として後続を引き付ける。そのラップは12.7秒-13.2秒で、そこから一気にペースアップ。ラスト2Fが12.0秒-12.4秒と、加速力と機動力が問われるレベルの高いレースとなった。

勝った◎ライオットガールは、スタート後に接触するも難なく2番手のポジションをキープ。〇ルクスフロンティアの変則ペースにも乱されることなく折り合いは完璧。粘る〇ルクスフロンティアに並んでからひと伸びしており、ここでは地力が違った。

このレース内容なら、ダート重賞戦線でも面白い存在になりそうだ。次走以降も楽しみ。

1番人気×ミスティックロアは、1コーナーで盛大に膨れる気性の悪さを見せ、そこからは集中力を欠いた走りが続いて、3.5秒差14着に惨敗。今後は気性の成長がないと厳しいかもしれない。

セキフウがハイラップを堂々の差し切り勝ち/エルムS 2023回顧

馬場差-0.8、レースタイム差-0.7

日曜の札幌ダートは時計が速く、エルムSもレースタイム差-0.7とまずまずの時計が出ていた。

逃げたのはタイセイサムソン。そこにペプチドナイル▲ワールドタキオンアシャカトブらが殺到し、序盤から11.0秒-11.9秒というハイラップになり、1000m通過は60.2秒と淀みのない流れ。

それでいてラスト3Fが12.2秒-11.9秒-12.2秒とラップが落ちておらず、先行勢には厳しい展開となった。

勝ったセキフウは、スタート悪く最後方からの競馬。鞍上の武豊騎手はハイラップを予見していたかの如く、慌てず騒がずポジションを取りに行くこともなく最後方追走。徐々にポジションを上げ、先行馬が壊滅する中、上り最速の35.5秒で一気に差し切った。

古馬になって重賞ではひと息の結果が続いていたが、今夏は大沼S2着、マリーンS3着ときて、ついに重賞初制覇。安定して結果を出し続けられる脚質ではないが、今後も楽しみだ。

◎ルコルセールは、躓きながらのスタートで、いつものような先行策が取れずに7番手から。そこから4番手までポジションを上げたことで、脚を使ってしまったか。最後に甘くなって、コンマ5秒差の4着敗退。リズムの悪いレースでも掲示板を確保できたのは成長の証だろう。

1番人気ペプチドナイルは、タイセイサムソンにハナを奪われ、さらに▲ワールドタキオンにも前に行かれ、外からはアシャカトブにプレッシャーをかけられてしまった。人気を背負った逃げ馬の宿命とはいえ、今回はマークが厳しかった。

今後もすんなり逃げられるかどうかが鍵になりそうだ。

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