こんばんわ、ウキョーです。
マイラーズCで、10歳馬のベステンダンクが大健闘の4着に好走しました。中山大障害を勝ったオジュウチョウサンもそうだし、こないだのアンタレスSは59キロを背負った7歳馬のオメガパフュームが世代交代を許さず、高齢馬の活躍が続きます。
育成技術や調教技術の発達には、本当に頭が下がります。少しでもサラブレッドが息長く活躍してくれれば嬉しいですね。
各開催場の馬場差
中山 芝 | -1.6 |
中山ダート | -0.9 |
阪神 芝 | -1.6 |
阪神ダート | +0.1 |
福島 芝 | +0.5 |
福島ダート | +0.4 |
中山 芝 | -1.2 |
中山ダート | -0.5 |
阪神 芝 | -0.1 |
阪神ダート | -0.7 |
福島 芝 | -0.3 |
福島ダート | +0.3 |
※馬場差:当日の全レースを対象にしたタイム差。マイナスなら時計の速い馬場、プラスなら時計のかかる馬場。
先週の東京は、日曜に雨が降ったものの、開幕週らしく土日ともに芝は高速馬場となっていた。ダートも時計が速かった。
阪神は、土曜は芝が速く、ダートは時計がかかっていた。日曜に雨が降って、芝の時計が一気に遅くなり、ダートは逆に時計が速くなった。
福島は、相変わらず芝もダートも時計がかかっていた。
ソウルラッシュが4連勝で重賞制覇/マイラーズC
馬場差-0.1で、レースタイム差-0.6
日曜の阪神芝は雨の影響で時計がかかっていたが、マイラーズCはレースタイム差-0.6と、まずまずの時計は出ていた。
ベステンダンクが出ムチをくれてハナに立つと、前半800m46.1秒-後半800m47.2秒のハイペース。ラスト3Fが35.8秒の消耗戦となった。
勝った×ソウルラッシュは、スタート直後から後方待機策。道中も前に出すことなく、4角でも後方13番手。直線では外に出すと一気に弾け、上り34.1秒で差し切って、4連勝で重賞初制覇を成し遂げた。
展開に恵まれた感は否めないが、鞍上の浜中騎手が×ソウルラッシュの脚を完全に把握しており、今後もこのコンビには注意が必要になりそうだ。
◎レッドベルオーブは、ゲートで後手を踏んで、そこから鞍上の岩田望騎手がリカバリーしようとしたら、まともに引っかかってしまった。正直、この時点で馬券は諦めた。
結果は、コンマ7秒差の6着。頑張ったとは言えるが、六甲Sに続いての折り合い難である。3歳時も引っかかり気味のところがあっただけに、気性面での成長が見られない。課題が残る競馬となった。
樫キップを手にしたエリカヴィータは本番でも面白い/フローラS
馬場差-1.2で、レースタイム差-0.5
日曜の東京芝は、雨が降っても高速馬場。フローラSもレースタイム差-0.5と、そこそこの時計は出ていた。ただ、馬場差と比すると、重賞としては若干物足りない。
レースは、◎パーソナルハイが逃げて前半1000m60.2秒-後半1000m60.2秒の平均ペース。
勝った×エリカヴィータは、序盤からポジションを取って4番手追走。常に前を射程圏に入れながら、ラスト34.0秒で抜け出した。
出遅れた前走とは一転、終始スムーズな競馬ができていた。直線は外へ出せずに仕掛けが遅れたように見えたが、まったく問題なし。本番へ向けて良いレースができていた。
◎パーソナルハイは、縦長になった1000m通過あたりから12.5秒-12.6秒-12.8秒とラップを落としてマイペース。ここで他馬が動かなかったことで、◎パーソナルハイにとっては絶好の展開。ラスト34.9秒で、ギリギリ2着に粘り込んだ。
これで逃げ切りで2勝目。本番の東京芝2400mは逃げ切りが難しいコースだけに、本番では厳しくなりそうだが、オープンでやっていける力は見せつけたといえる。